ビートルズ・ミュージアム、大分県中津市に開設。 
 年内開設となっていたが ……………

2015.05.12 (火) 朝日新聞西部版 39面を見て驚いた。
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郷里の中津市に、ビートルズ所縁 ( ゆかり )の品々を
展示するミュージアムが、来日50周年に間に合うように、
年内開設を目指すという記事である。なんと、
ジョン・レノン愛用のピアノまでも。

私は、戦後、軽快な ダンスミュージックなど、
ラジオで進駐軍放送を聴いた世代だが、
あの、武道館の熱狂は、確かに記憶の中に刻まれている。
最初は、あまり馴染めなかったが、その音楽性の豊かさが故に、
さまざまな分野でアレンジされ、いつの間にか其の数曲は、
私のハーモニカ・レパートリーに加わってしまった。

世はまさに、電蓄、  HIFIラジオ、トランジスタ・ラジオから、
テープ、CD、更には、デジタル・オーディオに変化して行く時代である。
各種、何台を聴き続けて来たことか。聞いた音楽は、数え切れない。

これは面白い。是非、実現してもらいたい。     でも、

ビートルズが 中津に来るっちィ?  なしか? ( 何故か? )

日本での ビートルズ関連の権利を管理する「 プロデュース・センター 」と、
展示品の貸与契約を結んだ、中津での事業主体は 「 千雅 = ちが 」。

中津藩主・ 奥平氏の末裔の方が、戦後、廃城とされた旧、中津城を
市民有志の方々と語り合い、中津の観光資源としての位置付けで再建し、
一般に解放するとともに、ご自身も居宅 ( 城主 )として住った。

萩城の古絵図を参考にしたとも言われる、鉄筋コンクリートの城は、
私の近縁の者も其の計画に加わったという。
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「 城廓石垣は、発掘・築き直し、整備され、
 藩域、外周に巡らした境界堤、お囲い山の現存部分も よく整備され、歴史を伝えている。
 京都 御土 」 。 
 ( 以上、市 及び 各種資料 引用 )

★  昔の新聞広告の挿絵。
市、広報より引用。  
( 日本三大水城ともいわれ、山国川の河口、周防灘に向けて開いた
城廓の形状から、扇城とも称される。)

しかるに其の後 諸々 是有り。城売却の仕儀と相成りし時、
紆余曲折の中で  最終的に買取 ( 城の建物のみ )をしたのが 、
代表が 大分県出身で郷里に貢献したいという、前述
「 千雅 」であった。
 
ビートルズ・ミュージアムの、
中津市での開設の理由は、日本での英語教育に盡力した、
慶應義塾創設者の 福澤諭吉の出身地であるが故と言う。

慶應義塾の前身となった中津市学校は、元、藩校・進脩館。
「 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず 」の、
名言発祥の地である。現在の 市立南部小学校。
 ( 旧、家老屋敷・生田門。現、南部小学校・校門。修復 現存 )

私の曽祖父も、その 私学校で英語を教えていたというが、
あの ゴツい爺さんが、どんな教え方だったのか、
さぞ、ゴチゴチな 文明開化だったのかも。

その、中津のまちに、ビートルズが やってくる

歴代の殿様達や、維新前後を生きた祖先たちも、
我が城下に ビートルズが来るとなれば、
さぞ 腰を抜かしている事だろう。

いやいや、時代を先取りしていた豊前中津の、
代々の藩主や家来・領民たちは、
学問好きで、オランダ好きで、
長崎を通じての洋学吸収にも余念無く、
和蘭辞書を編纂させた位だし、進取の気性 ( 気象 )を持って、
医学薬学、西洋法学、政治、教育、藝術全般、思想・哲学、
商工界、 軍事、美容と、世間の先端を往く凡ゆる分野の、
有名無名の人士たちを輩出しながら、
   ( この辺り、調べ出したらキリが無くなる程。)
維新前後、昭和の激動の時代を駆け抜けて行った人たち。
少々な事では タマガラン かも知れない。

   ✳︎  タマゲル → 魂消る → 驚愕 → びっくりする

   ★ 藩政時代・最後の領主・奥平昌邁 ( おくだいら・まさゆき )
        日本史上、美男美女の一人  ( と言われる。)
        何か、楽器を弾いたり、歌ったりする事も あったのだろうか?
        アメリカに留学していた人だから。
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ビートルズが来るち?  そりゃよかった
去年は 官兵衛。今年は ビートルズ。
中津も だんだん 面白うなるでエー。

あまり騒がないのが、中津人の気性かも知れないが、
ともあれ、中津での楽しみがまた増えた。

中津で、 元祖・鱧 ( ハモ )料理を食べ、
日本銭湯の三大名湯・汐湯に浸かり、
中津祇園祭 ( 京都由来 )の興奮に酔いしれ、                                       
( 7月下旬。今年は、 24=金、25=土、26=日、の3日間 )            
数多くの史跡、歴史的建造物を巡り、
日本有数の中津干潟の体験や、
オールシーズン・ 名勝耶馬渓。 道々の
唐揚げの ハシゴ も忘れてはいけません。

仕上げが  ビートルズ・ミュージアム ですか。

こりゃまた どーして !    いーちこ、いーちこ。

中津市はもう、日本の中心じゃーねーかえ



★   中津を愛してやまず、ラジオに造詣の深い内田 悟 さん主宰、
       美しい写真でタッグを組む、黒瀬戦一さんとの 名コンビ、投稿者と織りなす
     「 城下町中津の掲示板 」は圧巻で 、中津の過去現在、総てを網羅しています。
       是非ご覧下さい。( お名前拝借 )
★  中津を知るには、中津に行かれた時、先ず訪ねて欲しいのがココ。
      郷土史研究家・小野惟平さんや、市民の皆さんが、力を注ぐ、
      中津市の観光拠点施設。南部まちなみ交流館を紹介します。( お名前拝借 )
★  中津市祇園祭の紹介。市広報より。( 引用 )
         永享2年(1430年)、京都八坂神社御分霊勧請を起源とする祭禮。
★  中津祇園祭の記録。    市広報より。( 引用 )
        ※  瞬間 折り畳み式 の 祇園山車があったなんて ⁉️
★  福澤諭吉・長崎遊学の拠り所であった、
          長崎・ 光栄寺の紹介。( 引用 )
   
★ 「 ビートルズ・ミュージアム」一連のニュースの紹介。→こちら
 
★   アビーロード       イギリスの、歴史的・文化的 遺産 に指定。
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写真をクリックしてGoogle Street Viewへ) 



★  注      文
ビートルズを楽しむ 。と、一口に言っても、
ビートルズ・サウンズ そのものが好きな人。 アレンジ曲 から入門した人。
演奏スタイル や、演奏する楽団 にこだわる人。ファン層の中身は さまざま。
ミュージアム は、その様な ニーズを汲んだ、 
モノ だけを静かに見せるだけ では無く、音に拘る工夫 など もするのだろうか?
 
立体的、有機的な空間を 作って欲しい。

        あ、ふるさと納税に、ビートルズ・ミュージアム 観覧券を付けて。お願い。
          いんにゃ、 予算が許さん。甘めえ顔は でけんど。
            いやん!   駄目よ、だめだめ ! !

                    こんだけ書いたら、ちーと、よだきーなった。もちっと ( も少し ) 寝る。
                     見ちくれた、し  ( 見てくださった お方 )  も、きつかっつろー。
                         おーきに。おーきに。

★ 小ネタ
ジョージ・ハリスン  ギター、5,840万円で落札。


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★  その後の 中津ビートルズ。

年内開設と言われた、中津ビートルズ博物館。
    もう開店した?  まだ?
その後の情報が 見えなくなった。
ビートルズ博物館さん、  御発信を ‼️